こんにちわ、おかきです。
今回は病院薬剤師の友人と久々に会ったので、そちらを記事にしたいと思います。
病院薬剤師、、、
薬学部に入って5年次に薬局・病院に実習に行きますが、その時初めて「病院で働くってこういう事か」と実感しました。
正直、おかきは人の【死】というものに立ち向かう勇気が無かったのですが今回病院薬剤師の友人と話し、病院薬剤師になりたい方の参考になればと思い記事にしました。
薬剤師の病院業務ってどんなことしているのか
結論からいうと
- 治験業務
- 救急救命業務
- 調剤
- 病棟
が病院薬剤師の主な業務だそうです。
シフトは基本的に30分刻みであるらしく、
皆満遍なく色んな箇所で働いているそう。
治験業務
受験の時に治験業務も勉強したと思います。
治験薬管理者は原則薬剤師だったり、ヘルシンンキ宣言とかGCPとかetc…
実際は、診察や検査に立ち会ったり、服薬指導(コンプライアンス確認)が主な業務だそうです。
たまに医師が無理やり治験をすすめようとするのを、
患者の意見を聞き医師に反対する事もあったそうです。
救急救命薬剤師
これはアルコール中毒だったり、外傷、循環器障害、
といった緊急性の高い業務です
また救急認定薬剤師といった認定薬剤師の資格があります。
これは一定の条件を満たさなければ、取得する事が出来ません。
この資格を取りたい方は病院に転職して経験を得る必要があるみたいです。
ちなみにその友人が病院に転職する時使ったサイトを張っておきます。
病院薬剤師の調剤
病院の調剤は大きく5つに分けられるらしく、
- 入院患者・外来患者の調剤
- 注射剤の混注
- TDM管理
- DI室担当
- 在庫管理
だそうです。
調剤薬局に勤めていると、
どれも経験しない業務ではあるし、
薬剤師国家試験で勉強した事が活かせるのは凄い羨ましいです。
調剤業務
調剤に関しては薬局とやることはほぼ変わらないと言っていました。
ただ、入院患者さんの調剤をして、患者の容体が良くなっていくのを間近で観れるのは
「病院薬剤師のやりがい」だと言っていました。
注射剤 【混注】
注射の混注はクリーンベンチや無菌調剤室、配合変化等に気を付け調剤するのは、
薬局では中々経験できない業務ではあるので、面白そうでした。
友人の病院ではTPNもやるみたいなんですが、
患者自身のカロリーを気にしたりして調剤するのは楽しいみたいでした。
TDM
薬剤師国家試験でも勉強した内容がダイレクトで関わると言っていました。
病院薬剤師を元々目指してる人はこの分野マジで勉強しといた方が良いらしいです。
濃度的に見る薬、時間的に見る薬、様々な要因があり
医師と意見を交換しながらする業務なので緊張感はあるらしいのですが
その分対等に意見交換できるのは楽しいそうです。
DI室業務
看護師や医師から電話が来て、正しい情報を提供する。
この業務の楽しさは、
最新の論文などで情報を収集し、患者さんにより良い
治療法を提案をできた時が一番達成感があると聞きました
確かに、医師から薬物療法に関する事を聞かれドンピシャの
意見を言うという事が出来るのは、【病院薬剤師】ならではだと感じました。
医薬品管理
病院では輸液の管理や麻薬・覚せい剤・覚せい剤原料・向精神薬といった
丁寧に扱わなければならない医薬品が多々あります。
また病院薬剤部では血液関係の管理もするので
慎重に管理・保管をしていて取り扱いはかなりシビアらしいです。
調剤薬局では血液製剤等は扱わないのでかなり新鮮な話でした。
病院薬剤師は確かに勉強できるけど…
自分の友人は
「病院薬剤師の経験は若いころに積んでおいてどこでも働ける薬剤師になる」
という目標を掲げていました。
おかきは
「どこでも働ける薬剤師になってどうするん?」
と思ったのですが、友人曰く
【どこでも働ければ転職の時にかなりの年収が約束される】
という先々を見据えたものでした。
「病院薬剤師が楽しければそのまま続ければいいし、
飽きたり、結婚して引っ越すことになっても、経験があれば怖くないでしょ?」
天才やん!?w
まとめ
病院薬剤師をやる理由は人それぞれですけど、自分の将来を広げる意味でも病院薬剤師という選択もありだったのかな?
と思いました。
自分は30前半ですけど、病院薬剤師をやろうと思ってるなら早めがいいよと友人から助言を受けました(;’∀’)
やはりやりたい事があるなら早めに動くべきですね。
とりあえずこのサイトは登録だけなら無料だし、しつこい勧誘ないから登録するだけならアリかもねと言われたのでとりあえず、条件など見てから色々考えようと思いました
最近では調剤薬局より年収が上の病院があるらしいので、年収面で病院薬剤師を諦めようとしている薬剤師は一回上記の記事を読んでみて下さい。
おわり