こんにちは、おかきです。
今回は新人薬剤師の業務内容の紹介です。
おかきが働いている薬局は都内にある中小企業の薬局です。
厳密には薬剤師4人 事務スタッフ3人
120枚/日 の普通の薬局になります。
なので、これから中小の薬局に移りたいと思っているあなたにはピッタリの記事だと思います。
新人薬剤師の一日の流れ
よくネットでは
『薬剤師は袋に薬入れて出すだけだから単純作業だ』
と言われていますが、そんな事は全くありませんw
今回はそんな誤解を解く記事を書いていきたいと思います。
8:45 朝礼
自分は8時20分に出勤して店の開店準備を全部すまし、先輩薬剤師を出向かいます。
開店準備は
- 分包機のセット
- 容器の補充
- 【みんなの薬箱】での売買チェック
等を行います。
9:00〜調剤業務がスタート
自分の薬局は2つのクリニックの門前なのでここから嵐のように患者がきますw
特に最近はコロナウィルスが流行っていたので大変です(;’∀’)
今は毎日【コロナ】の【0410】対応や【28】対応に追われています(;’∀’)
服薬指導
- 一枚の処方箋がDO処方であれば調剤をして服薬指導でヒアリング。
- 薬局で扱ってない薬の処方箋が来た時は近隣に問い合わせ。
- お薬手帳で併用のチェック。
- お薬手帳で併用薬が使えなかった場合、代替案を考え医師に問い合わせ。
患者一人の対応でもこれだけの内容を確認してから服薬指導を行います。
これ以外にも、用法用量や患者のコンプライアンス等を服薬指導からヒアリングして薬歴に記載していきます。
12時 お昼休憩
自分の薬局は90分休憩があるので、ゆっくりご飯を食べます。
門前のクリニックも13:00~15:30までお昼休憩なのでこの時間に30分程ずらしてみんなで休憩します。
患者の勢いが無くなると先輩薬剤師や事務さんにも余裕が出てくるので談笑しながら仕事ができます(調剤してる時は真剣ですw)
13:30~ その日に頼まれた仕事を処理
先輩薬剤師が仕事あるときは自分が出来る範囲で仕事を探して、業務を遂行します。
- 発注業務
- 薬歴記載
- 余勢の作成
- 勉強会
大体先輩薬剤師はこの時間に薬歴を仕上げています。
(自分はまだ、一日に10人程しか服薬指導しないので、すぐ終わっています)
15:30~ 門前のクリニックスタート
ここから18:00までノンストップで患者が来局。
この時間はあっという間に過ぎていきます。
18:20~ 片づけ
分包機や薬局内の掃除、道具の補充等を行います。
18:40 退社
自分は家から薬局まで30分の距離なので、大体家に着くのは19:30位ですね。
帰るときは皆で仲良く帰ります。
家に帰ってから
その日服薬指導して疑問に思った事などを調べてノートにまとめたりしてます。
自分は基本的にノートにまとめていますが、TwitterではiPadでまとめている方もいるようです。
新人薬剤師のメモの記事も過去に挙げているのでそちらも良ければ読んでみて下さい。
薬剤師の休日
調剤薬局の場合、休日は平日1日と日曜日・祝日が休日になることが大半です。
『えー連休ないのぉ』
と思うかもしれませんが、平日休みも悪くないですよ(*’▽’)
平日休みのメリット
役所は基本的に平日しかやっていません。
平日に休みがあると、メンドクサイ書類の手続きをまとめてできるので平日はそっちに時間を使う事があります。
他にも平日休みの彼女や友人がいればどこに行っても空いてるのでとてもお勧めです(^^♪
また、祝日があるので有給を使うと連休を簡単に取れるので連休がない心配はしなくて大丈夫です(^_-)-☆
まとめ
このように調剤薬局の薬剤師はただ袋に薬を詰めているだけではなく、患者にその薬を使っていいのか?適正な用量なのか?をチェックしたり、薬局の経営をどうしたらよくなるのか、また新薬がでたらその勉強等をしています。
これを読んで少しでも中小の薬局の誤解がとけ、興味を持っていただければ幸いです。
自分は就活に時間をかけて本当に良かったと思っています。
今自分は頼りになる優しい先輩から大切に育てられているなと物凄く実感しているので、その期待に応えようと勉強や日々の業務も楽しくやらせてもらっています。
大手調剤薬局に行った友人に話を聞くと、処方箋50枚捌いたり、残業20時までだったりと自分では耐えられない環境があったりするので、もし今あなたが耐えられない職場にいるのであれば、早急に納得できる職場に転職することをお勧めします。
おわり