こんにちわ、おかきです。
最近、ドラックストアに勤めている薬剤師の友人が
「俺、【在宅】やりたい!!」
と言い出しました。
確かに、 【在宅薬剤師】 の需要は年々増加していて、在宅業務をやりたいと言っている薬剤師が増え、国からもこれからは在宅やる薬局を増やしていこうと考えているようです。
つまり、稼げる薬剤師になるには在宅は必須条件になってます
2022年の改定報酬でも明らかですね。
なので、今回のこの記事では
- 在宅薬剤師の役割
- 在宅薬剤師の給料
- 在宅薬剤師に必要なスキル
在宅医療に関わりたいと思っている薬剤師にむけ記事を書きたい思います。
在宅薬剤師に興味がある方は是非読んでみて下さい。
薬剤師の在宅業務とは
年々、高齢者が増え在宅医療をうける患者が比例して増加しています。
在宅業務はわかりやすくまとめると
- 医師、看護師と往診同行する
- 薬局で調剤した薬を提供する
- 患者が飲みやすいように薬の管理を行う
- 健康相談を受ける
- 医師と話し適切な薬を提案する
在宅業務はいうなれば、調剤薬局にいながら、地域のチーム医療に貢献するって事です。
患者の家に医薬品を届け管理することで、【訪問薬剤管理指導】を行います。
因みに、患者の家での薬の管理というのは
『薬の飲み方がわからない患者に薬の飲み方を1から丁寧に教えたり、服薬カレンダーに薬をセットしたり、ご家族の方に薬の説明を行ったりする業務』になります。
因みに、向いている薬剤師と向いてない薬剤師は確実にいます。
在宅に向いている薬剤師
在宅薬剤師に向いているのは
- おじいちゃん、おばあちゃんが好き
- 多職種とコミュニケーションを取りたい
- 同じ場所ではなく色々動きたい
- 往診同行に興味がある
高齢者の患者さんは基本、薬の説明をしても最初は心を開いてくれません。
薬局から離れた、おじいちゃんおばあちゃんの家に行き、根気強く会話し、薬を飲んでもらわなければなりません。
なので、上記に書いてある内容が全然平気という薬剤師の方は在宅をやっている薬局で働いてみると、薬剤師人生が充実するでしょう。
在宅に向いてない薬剤師
逆に在宅に向いてないなと感じる薬剤師は
- 車の運転が苦手(運転手が別でいる事もある)
- コミュニケーション能力が低い
- マニュアルが無いと動けない
- 潔癖症
- 調剤室以外の仕事はやりたくない
だと思われます。
基本、在宅を受ける患者は家からでれないので調剤した薬を持ち、車で患者の家に向かいます。
また、患者から薬以外のお願いもあります。
どうしても薬が飲めない患者がいるときに、知識と経験を活かしアイデアを出すことも必要になります。
ただ、これが薬剤師の在宅業務の醍醐味ではあります。
ここで注意なのが在宅に行ってる【移動時間】が勤務時間外になる薬局があるそうなので、そんな薬局は確実にブラックなのでさっさと転職しましょう。
気になる在宅薬剤師の給料は?
在宅を行うとなると、やはりそれ相応のお給料も気になりますよね?
ただ、様々な転職エージェントに在宅薬剤師の年収相場を聞いたのですが、明確な年収相場はまだないそうです。(今後はわかりません)
それは、在宅薬剤師の給料は会社によってかなり変わってくるらしいのです。
なので今回は、参考までに自分の会社で在宅をやってる薬剤師と、在宅をやってない薬剤師の給料を聞いてみました。
そしたら、年収的には100万程給料の差があるそうです。
100万以上の差があるという事はそれだけ、会社にも世間にも貢献してるという事でしょう。
しかし、向いてない、やりたくないのに在宅をやる必要は無いと私は思っています。
人には適材適所があるからです。
…でも100万は大きいですよねw
薬剤師の年収は以下の記事でも書いてます。
https://r-yakugakuto.com/about.pharmacist/pharmacist-annual-income/pharmacist/在宅薬剤師に必要なスキル
基本的に在宅薬剤師にとって、絶対に持っていないといけないスキルは無いです。
強いて言うなら、車の免許です。
『えー車の免許持ってない…』
というそこのあなた!
安心してください。
車の運転免許もっていなくても、薬局によっては運転手を雇っている薬局もあるそうです。
車の運転免許が必要のない在宅薬局を紹介してくれた紹介会社は私が使った転職サイトでは以下の二つになります。
マイナビ薬剤師 薬キャリ車の免許持ってないけど在宅挑戦したいという方は
上記のエージェントに相談してみて下さい。
在宅療養支援認定薬剤師
在宅医療の知識・技能の単位をとった薬剤師に与えられます。
因みに試験あります。(汗)
この資格は在宅薬剤師をやるのに必須では無いですが、
在宅療養支援認定薬剤師の資格をもっていると会社や患者、医師からの信頼に繋がるので、興味があれば、習得しても良いかもしれません。
まとめ
在宅薬剤師の需要はこれからどんどん高まると思います。
介護事業や医療系の給料を岸田総理は底上げすると提言しているし、実際底上げしてもらわないと現場は満足していません。
在宅薬剤師の年収相場も決まってない事から、今のうちに
- コミュニケーション能力を鍛える
- 日々漫然と調剤・投薬しない
- わかりやすい表現を考える
等があると思います。
いつか在宅でこの知識を使おうという意識をもって、薬剤師業務をすることが大切では無いかと思いました。
おわり
ps おかきは車の免許持ってるけど運転できませんw