はじめに

※本記事にはプロモーションが含まれます。

「派遣薬剤師って時給が高いけど、本当に稼げるの?」

「正社員として働いているけど、休日を利用して収入を増やしたい」

「興味はあるけど、初めての薬局でちゃんと働けるか不安」

そんな薬剤師の方もいるのではないでしょうか。

私自身、薬剤師として働きながらFIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指しています。

資産形成を進めるうえで重要だと考えているのが、収入を増やして投資に回せるお金を確保することです。

そこで挑戦した働き方の一つが、派遣薬剤師でした。

薬剤師として働き始めて約1年半の頃から単発派遣を経験し、2025年には東京都中野区の調剤薬局でも働きました。

そのときの条件は、時給3,200円、実働8.5時間、1日27,200円+交通費。

この記事では、私の実際の勤務記録と2026年10月18日時点で確認した公式情報をもとに、派遣薬剤師の収入、仕事内容、メリット・デメリット、働く前の注意点を紹介します。

派遣薬剤師のお仕事☆1日からのご紹介

結論:派遣薬剤師は収入を増やす選択肢になる

結論から言うと、派遣薬剤師は収入を増やすための有力な選択肢だと感じています。

私が実際に勤務した案件では、1日で27,200円+交通費という条件でした。

特に魅力を感じたのは、薬剤師としての資格や調剤経験を活かして働けることです。

ただし、すべての派遣求人が同じ時給というわけではありません。

また、高時給だからといって、誰でも自由に単発派遣で働けるわけでもありません。

日雇派遣の法律上の制限や勤務条件、兼業の可否なども確認する必要があります。

大切なのは、時給の高さだけで判断せず、自分の経験や生活に合った案件を選ぶことです。

派遣薬剤師をやってみた!実際の収入を公開

東京都中野区の調剤薬局で勤務

2025年5月18日に公開した体験記事では、東京都中野区の調剤薬局で単発派遣として働いた様子を紹介しています。

実際の勤務条件は以下のとおりです。

項目実際の勤務内容
勤務地東京都中野区の調剤薬局
時給3,200円
勤務時間9:00〜18:30
休憩1時間
実働時間8.5時間
給与計算額27,200円
交通費別途支給
通勤時間自宅から片道約45分

時給3,200円で8.5時間働いたため、計算上の給与は27,200円でした。

もちろん、この金額は手取り収入と同じではありません。実際の振込額は税金などの控除状況によって異なります。

それでも、1日の勤務でこれだけの収入になることは大きな魅力でした。

※この金額は2025年公開の私の勤務体験に基づくもので、2026年10月現在の求人相場を示すものではありません。

実際に任された仕事内容

初めての薬局では、普段と異なる調剤機器や業務の流れに対応する必要があります。

今回の薬局では、主に服薬指導を担当しました。

9:00〜12:00:出勤・服薬指導

勤務開始前に管理薬剤師へ挨拶をして、その日の業務を確認しました。

投薬中心の業務を依頼されたため、服薬指導を担当しました。

午前中の投薬件数は10件未満。患者さんが少ない時間帯には、一包化の監査や薬局内の清掃なども行いました。

12:00〜13:00:昼休憩

休憩室で昼食を取りました。

13:00〜18:30:服薬指導・退勤

午後も服薬指導を中心に担当しました。

この日は午後も約10人の患者さんに対応し、空いた時間にはほかの職員の方々と業務について話す機会がありました。

自分の薬局とは異なる監査方法や業務の進め方について情報交換できたことも印象に残っています。

最後の患者さんの対応が勤務終了予定時刻に近かったため、18時30分に退勤しました。

実際に働いてみた感想

率直に言うと、今回の勤務は想像していたよりも負担が少ないものでした。

投薬件数は20件未満で、職員の方々ともコミュニケーションを取りながら勤務できました。

ただし、私は今回の案件が比較的恵まれた条件だったと考えています。

患者数が多い薬局や、一人で幅広い業務を任される薬局でも、同じように働けるとは限りません。

今回の仕事が取り組みやすかったからといって、派遣薬剤師の仕事がすべて楽だとは考えていません。

派遣薬剤師を経験して感じた3つのメリット

1.薬剤師の経験を収入につなげられる

最もわかりやすいメリットは収入です。

今回のように時給3,200円で働ける案件であれば、勤務時間に応じたまとまった収入を得られます。

私のようにFIREを目指して資産形成をしている薬剤師にとって、働いて得た収入を貯蓄や投資に回すことは選択肢の一つです。

ただし、投資に回せるのは生活費や税金、必要な予備資金を確保した後のお金です。

2.ほかの調剤薬局の業務を知ることができる

派遣薬剤師の魅力は収入だけではありません。

私が今回の勤務で良い刺激を受けたのは、ほかの調剤薬局の仕事の進め方を知れたことです。

一つの薬局に長く勤務していると、自分の職場のやり方が当たり前になりがちです。

しかし、別の薬局で働けば、監査方法、職員間の連携、業務分担などを比較する機会が生まれます。

もちろん派遣先の守秘義務や患者情報の取り扱いには十分な配慮が必要です。

それでも、普段とは異なる環境で働くことは、薬剤師としての視野を広げる経験になると感じました。

3.自分の働き方を見直すきっかけになる

派遣勤務を経験すると、普段の職場以外にも働き方があることを実感できます。

正社員として勤務を続けるのか、派遣として働くのか、それとも両方を検討するのか。

どの働き方が適しているかは、収入だけでなく、家族との時間や将来のキャリアによって変わります。

私自身、FIREを目指すうえで、働き方の選択肢を知っておくことには価値があると考えています。

派遣薬剤師のデメリット・注意点

高時給が魅力的な派遣薬剤師ですが、働く前に確認すべき点があります。

1.単発派遣には法律上の制限がある

特に注意したいのが、単発派遣と日雇派遣の違いです。

厚生労働省によると、派遣元との労働契約が30日以内となる日雇派遣は原則禁止されています。

ただし、一定の例外が認められています。

例えば、次のような条件です。

  • 60歳以上である
  • 雇用保険の適用を受けない昼間学生である
  • 副業として従事し、主たる仕事の年収が500万円以上である
  • 主たる生計者ではなく、世帯年収が500万円以上である

また、派遣元との労働契約期間が31日以上の場合や、派遣ではなく直接雇用される場合は、法律上の扱いが異なります。

「1日だけ働きたい」という希望があっても、実際に応募できるかどうかは雇用契約や本人の条件によります。

詳細は厚生労働省の「労働者派遣法改正に関するQ&A」で確認できます。

2.管理薬剤師は兼業の制限に注意

管理薬剤師として働いている方は、さらに注意が必要です。

薬局の管理者は、原則として管理する薬局以外の場所で薬事に関する実務に従事することが制限されています。

例外的に行政の許可を受けられる場合はありますが、通常の副業と同じ感覚で派遣勤務を始めることはできません。

管理薬剤師として勤務している方は、派遣登録や勤務を検討する前に、管轄自治体の薬務担当窓口へ確認してください。

参考:厚生労働省・薬局管理者の兼務許可に関する通知(2019年3月20日)

3.求人によって仕事内容が違う

今回の私は服薬指導中心でしたが、すべての派遣先が同じ業務内容とは限りません。

応募前には、少なくとも次の点を確認しておきたいところです。

  • 服薬指導・監査・調剤の担当範囲
  • 一人薬剤師になる時間帯の有無
  • 電子薬歴や調剤機器の使用経験
  • 処方箋枚数と薬剤師の人数
  • 残業代、交通費、休憩時間の条件

なお、病院・診療所における薬剤師業務の派遣は原則として制限されており、一定の例外があります。

参考:厚生労働省・労働者派遣の対象とならない医療関係業務

4.時給だけで年収を判断しない

時給が高くても、希望する勤務日数の求人が継続して見つかるとは限りません。

また、正社員と派遣では賞与や雇用期間、福利厚生などの条件も異なります。

2026年10月1日からは、派遣労働者の同一労働同一賃金に関する制度も改正されています。

派遣元には、法律に基づく待遇の確保や説明などが求められています。

そのため、派遣で働く場合も、時給だけでなく有給休暇、社会保険、契約更新条件などを確認することが大切です。

参考:厚生労働省・派遣労働者の同一労働同一賃金について

派遣薬剤師はどんな人に向いている?

私が今回の体験を踏まえて考える、派遣という働き方を検討しやすい人は次のような方です。

向いていると考える人

  • 調剤薬局での実務経験を活かしたい
  • 収入を増やす選択肢を探している
  • 複数の薬局の業務を経験したい
  • 勤務地や勤務日数を比較して働きたい
  • 新しい職場環境にも柔軟に対応できる

一方、継続的な雇用の安定を最優先したい方や、慣れた職場で専門性を長期的に深めたい方には、正社員という働き方が合うこともあります。

重要なのは「派遣の方が優れている」と考えることではなく、自分の目的に合わせて選ぶことです。

派遣薬剤師の仕事を探すには?

派遣の仕事を検討するなら、まずは自分の希望条件を整理してみましょう。

勤務できる曜日、通勤可能な範囲、希望時給、対応できる業務などを明確にすることで、求人を比較しやすくなります。

私が2025年に単発派遣の仕事を探した際に利用したサービスの一つが、ファル・メイトです。

ファル・メイトは薬剤師向けの人材紹介・派遣サービスで、公式サイトでは正社員、パート、派遣、紹介予定派遣などの求人を扱っています。

2026年10月18日時点の公式案内では、求職者の登録・相談は無料です。

ただし、希望地域に条件の合う求人があるかどうか、単発派遣の対象になるかどうかは個別に確認する必要があります。

派遣薬剤師の仕事に興味がある方は、まず自分の希望する地域や勤務条件に合った求人があるか確認してみてください。

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すぐに転職するつもりがなくても、働き方や求人条件を調べておくことはできます。

まとめ:派遣薬剤師は稼げる。ただし条件確認が大切

私が派遣薬剤師として働いたときは、時給3,200円、実働8.5時間で27,200円+交通費という条件でした。

そして収入だけでなく、普段とは異なる薬局の業務に触れられたことも大きな収穫でした。

ただし、この収入や仕事内容は私が経験した一例であり、すべての薬剤師に当てはまるわけではありません。

派遣を検討するなら、まず自分が法令上どのような働き方を選べるのかを確認し、そのうえで求人条件を比較してみてください。

FIREを目指す私にとって、資産形成のための収入を確保することは重要な課題です。

これからも薬剤師としての経験を活かしながら、自分に合った働き方を考えていきたいと思います。

参考資料

以下の外部情報は2026年10月18日に確認しました。

  1. FIRE薬剤師が中野で派遣薬剤師やってみた — 当ブログ、2025年5月18日公開
  2. 日雇派遣の原則禁止・例外に関するQ&A — 厚生労働省
  3. 薬局管理者の兼務許可に関する通知 — 厚生労働省、2019年3月20日
  4. 労働者派遣の対象とならない医療関係業務 — 厚生労働省
  5. 派遣労働者の同一労働同一賃金について — 厚生労働省、2026年10月1日改正施行・適用
  6. 副業・兼業について — 厚生労働省、ガイドライン2025年3月31日改定版

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おかき
都内の中小薬局で働いてる薬剤師。106回薬剤師国家試験に合格。奨学金700万の返済のために『薬剤師として稼いでいく』ブログを開設。ドラックストアでアルバイト経験から中小薬局に就職し、薬剤師×投資家としてFIREを目指してます。